スキンケア素材を探す旅-高知Vol.2-

仁淀川の柑橘農園へ

農家の奥さんランチでお腹がいっぱいになったところで、

初日の午後は、仁淀川町の柑橘農園さんへ

夜行バスでの疲れも手伝って、心地よい眠気が襲ってきます。

 

車をとばして、山の奥へ奥へとひたすら走って仁淀川町へ

車を降りた途端に清々しい柑橘の香りに包まれます。

さすが柑橘王国!

文旦を筆頭に柑橘の種類もその柑橘で作られた製品もすごい数!

 

険しい山と美しい水がおいしい柑橘を

育んでいる空気が伝わってきます。

持続可能な農業のヒントがここにはあるのでは、と直感しました。

 

柑橘以外にも

高知には薬草類も豊富というお話しをおうかがいしました。

数時間の滞在というのがもったいない!

 

おいしい高知の柑橘類を使った食品や素材のすばらしさを

世界に知ってもらうこと

そして、日本の健康と美しさの秘密を実感していくとが目標です。

 

いつか海外のお客様を連れて来ます。

 

仁淀川町には、お茶やこんにゃくもあるそうなので、

次回はぜひ!

 

人がどんなにがんばっても、

どんなにお金をかけても得られないものがここにありました。

 

この日の気温37℃

ゆったりと美しい仁淀川に飛び込めたら!と何度も思いましたが、

今度はプライベートで遊びに来ることを誓って

次の目的地へ 

仁淀川の景色
仁淀川

梼原町と土佐和紙

高知はその84%が山なんだそうです。

地図上でこの道が近いと推測しても、山が険しくて

距離は遠回りになるけれど、時間的には早い道があるそうなので、

地元の人にルートをたずねるのが得策のようです。

 

次の目的地は、奥四万十の梼原(ゆすはら)町

愛媛との県境のこちらも山深い町です。

 

今回、ご案内いただいた高知県貿易協会のM氏のおすすめの宿

農家民宿「かみこや」さんを目指して、山道をひたすら走る。

 

建築家隈研吾さん設計の

「雲の上のホテル」「マルシェ・ユスハラ」など

山奥ながらスタイリッシュな空気が流れています。

 

クネクネした山道をひたすらドライブして

山の奥へ奥へと進み、

なんだか日本ではないような佇まいにワクワクします。

かみこや看板
かみこや

「かみこや」到着

「かみこや→」という看板をいくつが通り過ぎ、

手漉き和紙作家・ロギール アウテンボーガルトさんの宿

「かみこや」に到着

 

日暮れギリギリの時間で

もう少し遅かったら看板も見落としていたかもしれません。

蜩も鳴いていて、ミステリアスな雰囲気も漂う場所です。

 

あいにく奥様はお留守でしたが、

ロギールさんがお出迎えしてくださって、

山の夕暮れをみながら、テラスで楽しくお話しさせていただきました。

 

かみこやお部屋
かみこやインテリア

ロギールさんの和紙をふんだんに使ったお部屋のインテリアもすてき!

 

日が暮れると昼間の暑さも忘れるほどの涼しさ。

星もたくさん見えます。

 

夜食を食べながら、ロギールさんとの会話は続き、

梼原町のこと、和紙のこと、展示会のお話しなど

あっという間に時間は過ぎてしまいました。