スキンケア素材を探す旅-隠岐の島 Vol.2-

隠岐の島の牛

伊丹からの飛行機で隠岐の島に到着して

最初に訪れたのは、隠岐牛を放牧をしている那久岬。

 

普段は広い岬で自由に

暮らしているのだそうです。

 

牛のお世話をされている

上堂さんが掛け声をかけると

牛があちらこちらから集まってきて、餌を頬張ります。

 

グループで行動する牛たちは、

餌を食べる序列があるらしく、

真っ先に餌に向かってくる牛もいれば、

自分の順番がくるのをじっとまっている牛もいるようです。

隠岐の島について調べると、観光の見どころとして、「隠岐の牛突き」がでてきます。

隠岐に配流になった後鳥羽上皇を慰めるためにはじまられ、800年近くの歴史を持つということなので、

隠岐の島の人たちと牛は、とても近い存在なのだとわかります。

 

かわいい牛をみていると、売りにだすときのことを考えるのはつらいものです。

島の人たちとの交流会と海の幸

牛とお別れして、宿泊所としてお借りしたお家へ。

 

島の人たちとの交流会の準備をはじめます。

 

準備の段階から、何やらおいしそうなものが

続々と登場して、

ますますお腹がすいてしまいます。

 

さすが貝の王国と言われるだけあって、

岩牡蠣の貝を外す作業から。

 

そして、次々に贅沢な素材が登場します。

お家の前のこんな美しい海から

ご馳走がいっぱいできました。

 

交流会では、島の民謡に合わせて、

ペアになったお皿をカチカチを打ち鳴らしながらの踊りを教わったり、

はじめてあったこの旅の仲間たちと

自己紹介をしたり、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

貝も魚も海藻も、日本海が育んだ海の幸をいただきながら、

島での最初の夜はふけていきました。

 

島の人たちが、とても大らかで優しいのは、

こんな大きな海があるからなのかもしれません。

食べて、飲んで、歌って、踊って

シンプルな楽しみを大事になさっていることがわかります。

 

次の日は、早朝からサザエ漁のお手伝いの予定があったので、

泣く泣く切り上げて、

隠岐の島での初日が終了しました。

 

この島についてから、なんだか心が穏やかになっていくのを感じます。

明日はどんな島の魅力を発見できるか、ワクワクします。