はじめての隠岐の島です。
恥ずかしいことですが、
日本国内はあまり旅行したことがなく、
知らないことだらけ。
誰かにプランを立ててもらえば
くっついて行くという程度だったのですが、
日本の良い部分を
見逃していたことを
大いに反省する今日この頃です。
今回は、島の第一次産業を体験することができる!
ということで、とてもエキサイティングな経験でした。
隠岐の島は、島前(どうぜん)と島後(どうご)に分かれた、隠岐諸島と呼ばれ、島根県の島根半島の北方約50kmにあり、かつては、隠岐国(おきのくに)が存在しました。
四方を海に囲まれ、暖流と寒流が交わり、山からも栄養豊富なおいしい水が流れ込み、栄養豊富な海は魚介類が豊富です。海藻や貝が豊富で、平安時代まで「御食国」(みつけくに)と呼ばれ、海産物を皇帝や朝廷に献上していたそうです。
エディブルスキンケアを起ち上げてからは、
つながりを通じて旅のきっかけをいただくことが多くなり、
現地にどっぷりスタイルが定着してきたようです。
今回の隠岐の島に偶然を通して導かれました。
向こうからやって来てくれたみたいな旅って、間違いなくおもしろいです。
前回レポートした、京都薬用植物園に行く予定があったので、初日は欠席、私は2日目からの参加になりました。
はじめての隠岐の島、
手つかずの自然が残り、長寿で有名な島。
どんな素材が見つかるか楽しみです。
隠岐の島の第一次産業を体験する旅、4泊5日
メンバー8名、スタッフ2名
そして、多くの島の方々にお世話になりました。
北海道、静岡、岩手、長崎、島根、大阪そしてロンドンから
この島に集まって共同生活
島で暮らす方々に温かく迎えていただき、
細やな心遣いをいただいて、
全員が大きな家族のように
あたたかく、楽しいときを過ごすことができました。
一般的な旅行では絶対に味わうことができないものすごく貴重な経験です。
大人になってからのこんなに深い出会いは、本当に貴重。
隠岐の島には、独自の文化や生態系があるというのも、今回の旅を決めた理由のひとつです。
きっと何かがあると感じたからです。
思った通り、期待以上に発見がたくさんありました。私たち日本人が忘れかけている美しいもの、大切なものが、この島には、まだまだしっかりと残っているようです。
この短い期間では、ほんの少ししか見えていないと考えるとすごい島です。
たっぷりの魚介類とおいしいお米。そして、親切で温かい島の方々のお人柄。
ここにこの島の長寿があるのかな、と思います。
美しい海と山と畑。ここから生まれるスキンケア素材がきっとあるはず!
なんせ、この島には日本の北から南までにある植物が全てあるのだということなのです。
昔から伝わる日本の美の秘密が残っている可能性がいっぱいです。
今回のメインの活動のひとつ。ウニの加工作業のお手伝い。
やり方を教えていただいたり、準備をしていただいて、お世話をかけてしまったり、
こちらの失敗も多くて、お手伝いどころか邪魔をしてしまったようにも思いますが、
作業をしながら、質問をしたり、島の日常の話しを聞いたり、
淡々と作業をこなしながらも、楽しいひとときを過ごしました。
手間暇かけて大切につくられていることを知らない人もたくさんいるはず。
こんなに大切に丁寧につくられているということは
この体験を通してわかったことです。
機械にとってかわることができない、人の手による作業。
愛情をこめてひとつひとつウニを割って、取り出す作業をしてくださる方々がいるから、
私たちは、便利においしいものを食べることができているんです。
コメントをお書きください